アネストでは、住宅の取引(売買)に利害関係のない第三者として様々な住宅の住宅検査(住宅診断)をしております。新築住宅も中古住宅も対象です。
よく、建売(建て売り)住宅の購入を検討している方から、
「建売なので、住宅検査は無理でしょうか?」
と聞かれることがあります。
はじめは、「なぜ、建売住宅だからと言って第三者の住宅検査ができない」と考えられているのか、よくわかりませんでしたが、お話を伺ってみると理由がわかりました。
- 建売住宅は注文住宅に比べて多少は雑なもの
- 建売住宅は出来上がったものを見て購入するので、補修してもらえない
- 建売住宅は安いので、少々のことは仕方ない
などと考えておられるようです。
結論から申しますと、建売(建て売り)住宅であっても第三者の住宅検査(住宅診断)は利用できます。
むしろ、アネストの住宅検査(住宅診断)をご利用頂く方の大半が建売(建て売り)住宅を購入予定もしくは購入した方です。
建売(建て売り)だからといって、建物の施工精度を妥協してしまう理由にはなりません。
悪いところがあれば、売主や施工業者へ指摘して、しっかり補修して頂くべきものなのです。
それがローコスト(低価格)な建売(建て売り)住宅であっても同じです。むしろ、コストダウンを優先して品質を落としてしまっている住宅が多いので、多くの方が建売(建て売り)住宅の住宅検査(住宅診断)を利用され、しっかり調査したうえで購入したり、引渡しを受けたりされています。
「建売だから住宅検査は無理(もしくは検査しても仕方ない)」という考え方は必要ないと断言して良いでしょう。
関連記事
執筆者
- 2003年より、第三者の立場で一級建築士によるホームインスペクション(住宅診断)、内覧会立会い・同行サービスを行っており、住宅・建築・不動産業界で培った実績・経験を活かして、主に住宅購入者や所有者に役立つノウハウ記事を執筆。
最新の投稿
- 契約後・引渡し前2025-01-07新築の施主検査で見落としがあると最悪。傷だらけの完成検査で後悔しないための方法
- blog/雑感2024-12-26ホームインスペクション勉強会
- ホームインスペクション2024-12-14完成済みの建売住宅でホームインスペクションを入れるタイミングを徹底解説
- 引渡し後・居住中2024-12-09新築住宅を購入後の3ヶ月点検・6カ月点検(半年点検)とは?チェックポイントと注意点も解説
ホームインスペクションのアネスト
住宅の購入・新築・リフォーム時などに、建物の施工ミスや著しい劣化などの不具合の有無を調査する。実績・経験・ノウハウが蓄積された一級建築士の建物調査。プロを味方にできる。