住宅の点検・建物調査
(居住中の一戸建て)
住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て)とは、第三者の一級建築士が居住中の一戸建て住宅(ご自宅)の建物の点検を行う住宅診断(ホームインスペクション)サービスです。
建物の劣化状態や新築時の施工不良などを調査し、その後のメンテナンスやリフォーム等に役立てて頂くことができます。
調査対象・依頼目的・メリット
アネストの住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て)サービスの対象物件や点検のメリットについて紹介します。
調査対象・依頼目的
- 新築後3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年後の住宅の定期点検前の点検に対応
- 各部位の2年保証等が切れる前
- 新築(建売・注文)で購入した方も中古で購入した方も対応
- 木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造のいずれの住宅にも対応
- 一度も専門家に見てもらっていないので住宅が心配な方
- 日頃から住宅に気になる点がある方(ひび割れ、漏水など)
- 無料点検業者やリフォーム業者の言うことが本当か知りたい方
住宅の点検・建物調査のメリット
- 一般消費者に代わって、専門家の視点でチェックしてくれる
- 施工者や売主の定期点検の結果が妥当かアドバイスしてくれる
- 専門家のチェックのおかげで、安心して住むことができる
- 問題を早期発見・早期対処でき、結果的にコストを抑制できる
- リフォームや建替えの必要性について第三者の意見、アドバイスを得られる
- 利害関係のない第三者の住宅点検で安心を得られる
- その後の問題にもアフターサービスとしてアドバイスを得られる
住宅の不具合や劣化への対処が遅れると、その補修工事のコストも大きくなります。住宅の点検(ホームインスペクション)を活用して、傷口の小さなうちに対処することで、住宅を長持ちさせ、維持費も抑えられます。
一戸建て住宅(自宅)の点検・建物調査(ホームインスペクション)を中立的な立場で行い、不具合等がないか、または欠陥の予兆がないか確認するサービスです。住宅を適切に長持ちさせる為の点検(建物調査)です。
調査項目(270箇所超)と指摘の頻度
住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て)サービスの調査範囲、調査項目、指摘が生じる頻度と重要度を紹介します。
調査範囲
【屋外部分】
- 基礎、外壁、軒裏、雨樋、バルコニーが調査対象となります。
- 屋根へは上らないため、屋根については地上やバルコニーから目視できる範囲における確認となります。
- 建物外部の調査範囲は、地上・バルコニーから目視確認できる範囲が対象です(足場や梯子を使用致しません)。
- 外構はオプション対応ですが、現在は無料キャンペーン中のため、診断時に外構部分が存在する場合に限り自動的に調査対象となります。
【屋内部分】
- 各スペース(居室・リビング・洗面室等の全て)の床・壁・天井・建具、床下、屋根裏が調査対象となります。
- 基本サービスでは、床下及び屋根裏は点検口からのぞいて目視できる範囲が対象です(点検口が無い場合は対象外)。床下、屋根裏の内部へ進入調査をご希望の場合はオプションをご利用ください。
- 家具・電化製品・その他荷物等がある場合、弊社で移動させませんので、診断時の現状のままで確認できる範囲が対象となります。
【設備】
- 診断時に水道・電気が使用できる場合、確認可能な範囲で設備も調査対象となります。使用できない場合、その関連項目は対象外となります。
- ガス設備は調査対象外です。
※上の範囲でも診断時に確認できない箇所は対象外となります。
※上の範囲でも診断時に撤去済または未完成の箇所は対象外となります。
※細かな傷・汚れ等の美観上の問題は調査の対象外となります。
※売主又は居住者等が確認を拒否する箇所がある場合、その箇所は対象外となります。
270箇所超の調査項目
住宅の点検・建物調査(一戸建て)サービスで確認する調査項目は270箇所超です。「
住宅診断(ホームインスペクション)の具体的な調査項目」で詳細を表示していますので、ご覧ください。この一覧は、自力でチェックするときにも役立つチェックポイントでもありますので参考にしてください。
詳細で多くの項目を調査していますが、対象住宅によって該当項目の違いがあるため、確認する項目数に差異があります。
どれくらいの指摘があるか(頻度と重要度)
アネストで行ってきたホームインスペクション(住宅診断)における指摘の頻度を重要度別に分けると、凡そ以下のようなイメージです。
軽微な指摘 (簡単にすぐに補修対応が可能なもの) |
ほとんどの現場で指摘がある |
中程度の指摘 (放置すると問題だが補修対応が容易なもの) |
5~10回の検査に1現場程度 |
重大な瑕疵の指摘 (構造耐力や防水性能等の直接的な瑕疵) |
10~20回の検査に1現場程度 |
弊社の担当者だけではなく、大事な箇所はお客様にも実際に見ていただきながら、良い点も悪い点も説明します。チェックシート(チェックリスト)に基づいて点検・調査を進めていきます。
ホームインスペクションで使用する調査器具の一例
上の水平器(オートレーザータイプ)、水準器、打診棒等の器具を用いて調査を行います
築年数別の住宅点検
築浅、築2年以上、築10年以上の住宅の点検の利用目的などを紹介します。
新しい一戸建て住宅の点検の場合
入居後に、3ヶ月・6ヶ月・1年・2年などのタイミングで売主やハウスメーカー等が定期点検を行うケースが多いです。この定期点検の直前にご利用いただくことを推奨いたします。また、建物の一部については2年で保証期間を終えることが多いことも、この時期に第三者の住宅の点検を推奨する理由です。
築2年を超える一戸建て住宅の点検の場合
これから長くお住まいになる住宅の検査を早期に行い、劣化等への対処を検討する場合にご利用ください。いつまでに調査するという制限はございませんが、住宅のメンテナンスはできるだけ早めの対処が理想です。定期的(3~5年ごと)な点検を推奨いたします。
築10年を超える前の一戸建て住宅の点検の場合
住宅は主要構造部分や雨漏りに関する部分は10年間の保証があります。しかし、10年を超えてから欠陥に気づくこともあり、保証してもらえないことがあります。10年経過するまでの建物の点検にご利用ください。
弊社の住まいの点検は有料です。有料だからこそ信頼できる点検を提供できると考えています。無料の点検については「
住宅の無料点検は大丈夫?」をご覧ください。
見えない箇所に欠陥や不具合があっても、建物のどこかに症状が出ている場合もあります。そんな症状のチェックも含まれます。但し、隠れて見えない箇所は症状等から推測されることをお伝えしますので、リスクが大きい場合は精密な調査が別途必要となることも。
理想的な建物調査の時期は、新築後2年以内・5年目・8年目・11年目・・・(以降3年ごと)という周期です。最近は、一度は専門家に住宅を点検(建物調査)してもらいたいという方が増えています。事が起こる前にマイホームの現況を把握しておきたいですね。これからはハウスドックを考える時代です。
報告書のサンプルと特長
他社より非常に詳しく参考になるアネストの調査報告書の紹介です。
他社より遥かに詳しい報告書
調査報告書は住まいの大切な記録だからこそ、報告書にはこだわりがあります。アネストでは、報告書が住宅資産の一部になると考えて作成しており、他社の1.5~3倍のボリューム(充実した内容・量)があります(後述のサンプル参照)。
同業他社で同じ詳細報告書という名称を用いることが多くなりましたが、名称が同じでも報告書の内容・質には大きな違いがあります。他社様では、詳細な調査項目や各項目の調査結果を明記しておらず、細かな結果の確認をできない報告書が多いです。
アネストでは、後で見てわかりやすいこと、そしてきちんと証拠を残すことを考慮して、各項目の調査結果を明記しています。こういった報告書の作成には時間がかかるため、同業他社様には敬遠されがちですが、お客様にとって必要なことと考えて作成しております。
詳細報告書と標準報告書のサンプル
詳細報告書と標準報告書の2種類から選択可能です。いずれの報告書でも全く同じ項目を調査しており、掲載する項目数も同じです。異なるのは、以下の点です。
|
詳細報告書 |
標準報告書 |
追加料金 |
+8,800円(税込) |
なし |
写真/総評/コメント |
記載あり |
記載なし |
送付方法 |
郵送及びPDFをメール送信 |
PDFをメール送信のみ |
ページ数 |
35~45ページ程度 |
20~25ページ程度 |
サンプル |
詳細報告書のサンプル |
標準報告書のサンプル |
他社比較 |
他社の詳細報告書より、はるかに詳細(サンプルで比較してください) |
掲載項目数は他社より遥かに多い |
□ 詳細報告書を推奨
基本的には詳細報告書を推奨致します。購入判断やリフォーム・メンテナンスの参考とするため、また大事な記録として残すために写真と総評が記載・掲載されている方が便利だからです。例えば、以下のケースでは標準報告書を選択してコスト負担を抑えるのも1つの方法です。
- 購入判断のために依頼したものの、診断を進める中で購入意思がなくなったとき。
- 診断を進める中で指摘箇所が少なく、詳細報告書がなくとも十分に理解できるとき。
詳細報告書とするか、標準報告書とするか最終判断するのは、診断の当日で構いません。診断を終えたときに、その場で診断担当者にいずれの報告書を選択するかお伝えください。
インスペクションのチェックリスト
インスペクションで使用するチェックリストは、弊社オリジナルのものを使用します。そのリストは、報告書の項目と一致するものですので、チェックリストの内容を知りたい方は、上の報告書サンプルをご覧ください。
具体的な調査項目の一覧はこちらです。
オプションと所要時間
住宅の点検・建物調査(一戸建て)に付けられるオプションと調査にかかる所要時間のご案内です。
オプション
■床下の詳細調査、屋根裏の詳細調査
- オプション利用が無い場合の床下・屋根裏の調査は、点検口等の確認できる箇所から覗いて目視できる範囲が調査範囲ですが、オプション利用がある場合は床下・屋根裏に入って安全に移動できる範囲で調査を行います。
- 但し、点検口等の入り口が無い場合や入口があってもスペースの関係で担当者が進入して移動できない場合には対応致しかねます。
- 床下と屋根裏の詳細調査のご利用率は65%以上です。
- オプションの利用有無について現地判断をご希望の場合は、必ずお申込時にその旨を仰ってください。事前にお申し出が無い場合には、準備がなく対応できないためです。
- 詳しくは床下及び屋根裏の詳細調査をご覧ください。
■耐震診断
- 2万円のみの追加で耐震診断もできるのでオススメ!(木造限定)
- 図面および現地での目視による耐震診断を行います。構造計算書のチェックとは異なるものです。詳しくは木造住宅の耐震診断をご覧ください。
- 上の「床下・屋根裏の詳細調査」と一緒にご利用いただくと、より精度があがります。耐震診断のみのオプションも可能です。
ホームインスペクションの所要時間
所要時間は、建物面積(大きさ)・指摘箇所の数と内容・売主側の対応・お客様のご質問量などの状況により小さくない差異があります。
□建物面積が100㎡程度の場合
- 基本サービスのみ:1.5~2.5時間
- 床下・屋根裏の詳細調査(オプション)を含む:合計3.5時間程度
ただし、築年数が経過している場合(築10年以上など)、通常より時間が長くかかる傾向にございます。
当日の立会いと新型コロナウイルス対応
ホームインスペクション(住宅診断)の当日は、お客様もお立会い頂くことを推奨しておりますが、新型コロナウイルス感染リスクを抑制するため、お立会いなしでも対応可能です。お気軽にご相談ください。
他社様との違い
アネストが同業他社様より優位な点、特長は以下のとおりです。
料金・支払方法・必要書類など
住宅の点検・建物調査(一戸建て)の料金・支払方法・必要書類・キャンセル規定などを紹介します。
7日前、14日前までのお申込みでお得(早割)
後述の料金より以下の割引を受けられる早割キャンペーンを実施中です。
(A)3,000円の割引 |
調査日の7日前までに正式にお申込み(ご依頼)のお手続きを済まされた方 |
(B)7,000円の割引 |
調査日の14日前までに正式にお申込み(ご依頼)のお手続きを済まされた方
但し、床下および屋根裏の詳細調査(オプション)を両方、ご依頼の上、実施できた方に限る |
住宅の点検・建物調査の料金
原則、築5年以上の建物は中古一戸建て住宅診断の料金を適用し、その報告書式となります。以下は築5年未満の料金です。
□関東・東海・甲信・関西
基本料金(標準報告書) |
55,000円(税込60,500円) |
早割(7日or14日前迄にお申込み) |
▲3,000円(税込3,300円)
or
▲7,000円(税込7,700円) キャンペーン中 |
詳細報告書(オプション) |
8,000円(税込8,800円) |
床下の詳細調査(オプション) |
30,000円(税込33,000円) |
屋根裏の詳細調査(オプション) |
25,000円(税込27,500円) |
□北海道・東北・北陸・中国・四国・九州
基本料金(標準報告書) |
50,000円(税込55,000円) |
早割(7日or14日前迄にお申込み) |
▲3,000円(税込3,300円)
or
▲7,000円(税込7,700円) キャンペーン中 |
詳細報告書(オプション) |
8,000円(税込8,800円) |
床下の詳細調査(オプション) |
20,000円(税込22,000円) |
屋根裏の詳細調査(オプション) |
20,000円(税込22,000円) |
□エリア共通の無料オプション
- 所在地及び建物面積(150平米超)によっては追加料金が生じます。水周り設備の数が多い住宅も追加料金が生じます。
- エリア分けは「エリア別の料金」をご覧ください。
必要書類
書類A |
調査日より前に送付して頂く書類
- 住宅地図(必須:所在地を確認できるもの)
- 平面図(必須:間取りを確認できるもの)
- 立面図(必須)
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書類B |
調査日より前もしくは当日に準備して頂く書類
- 確認済証・検査済証・確認台帳記載事項証明のいずれか
- 敷地配置図
- 地盤調査報告書
- 地盤改良工事の施工報告書(地盤改良している場合のみ)
※必須以外のものも可能ならご準備ください。 |
その他
申込日 |
空き状況にもよりますが、前日のお申し込みでも対応可能です。但し、ご予約が一杯の場合はお断りさせて頂く場合がございますので、お早めにお申し込みください。 |
対応エリア
お申込み方法とサービスの流れ
5. 担当者よりお客様へ連絡
(待合せ場所・時間の確認)
6. 当日に現地にて住宅診断を実施
※調査後、10日以内に代金のお支払い
7. 報告書を送付
(原則、調査日より5日以内に発送)