中古一戸建て住宅診断
(ホームインスペクション)
中古一戸建て住宅の購入前に第三者の一級建築士が行う住宅診断(ホームインスペクション)サービスです(ご自宅の診断も可)。
建物の劣化状態や不具合を確認し、購入判断や補修すべき箇所の確認などに活用することができます。
中古一戸建て住宅診断の対象・リスク
中古一戸建て住宅診断の対象
- 住宅診断(ホームインスペクション)は購入前の利用がオススメ
- 但し、契約後でも対応可能
- 築5年超のご自宅の点検(築5年以下のご自宅の点検はこちら)
- 建売住宅・注文建築、木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造のいずれの中古物件にも対応
- 中古住宅を購入検討中だが建物の状態が心配な方
- 補修が必要な箇所を知りたい方
- 購入後のリフォームの参考にしたい方
中古住宅の購入時のリスク
- 築年数の割に建物の劣化状態がひど、高い買い物をしてしまう
- 外観の見た目以上に著しい劣化がある
- 新築時の施工ミス・欠陥工事があり補修に大きな費用がかかる
- 購入直後に想定外の補修費用の負担が生じる
- 売主が黙っていた欠陥・不具合があった
- 不動産会社の提携・紹介業者による診断で問題を隠ぺいされる
中古住宅は個々に劣化状況や施工精度に差があり、それが建物の寿命に大きく関係します。経過年数に応じた建物なのかどうかが、購入の為の大事な判断材料ですので、住宅診断(ホームインスペクション)で判断したいものです。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)のメリット
- 一般消費者に代わって、専門家の視点で診断してくれる
- 入居後の想定外の補修費用の発生を可能な限り抑えられる
- その中古一戸建て住宅のメリット・デメリットを知った上で購入判断できる
- 一級建築士のチェックのおかげで入居後、安心して住むことができる
- リフォーム(補修)すべき箇所がわかる
- 希望のリフォームが可能かわかる

標準診断と簡易診断の比較・料金・報告書
調査範囲の異なる以下の2つの診断があり、お選び頂くことができます。
|
標準診断 |
簡易診断 |
調査範囲 |
目視できる箇所
(簡易診断の内容を全て含む) |
耐力上主要な部分
雨漏りの防止に関する部分
給排水に関する部分 |
利用判断のポイント |
購入後のリフォーム・補修に役立つため、買主に推奨。 |
売主が売却時の販促用に利用することが多い。買主も瑕疵保険加入だけが目的なら良いが購入判断材料としては不足。 |
基本料金 |
65,000円(税別) |
50,000円(税別) |
他社比較 |
弊社オリジナル(推奨) |
同業他社の多くは簡易診断に相当 |
報告書 |
無償(写真付き詳細報告書)
他社より詳しい報告書がアネストの特徴!
購入後のメンテナンス等に役立つ
標準診断のサンプル ・ 簡易診断のサンプル |
床下の詳細調査 |
オプション対応可
30,000円(税別)
(北海道・東北・北陸・中国・四国・九州は20,000円) |
屋根裏の詳細調査 |
オプション対応可
25,000円(税別)
(北海道・東北・北陸・中国・四国・九州は20,000円) |
耐震診断 |
オプション対応可(木造に限る)
耐震診断 20,000円(税別)
耐震基準適合証明書(住宅ローン控除対応) 20,000円(税別) |
宅建業法の建物状況調査 |
無償(宅建業法改正に対応) |
中古住宅建物保証
(かし保険付き) |
検査 無償(事前に要申込)
保証料 55,500円(税別)~
※既存住宅かし保険付き(住宅ローン控除対応) |
フラット35の適合検査 |
検査 無償(事前に要申込)
適合証明書 20,000円(税別) |
売主インスペクション |
無償(※注目)
売主が実施済みのインスペクションの報告書をチェック |
外構調査 |
無償 |
対象外 |
境界・越境の確認 |
無償 |
対象外 |
地盤調査報告書の確認 |
無償 |
対象外 |
リフォーム・リノベーション相談 |
無償 |
対象外 |
アフターサービス |
無償 |
無償 |
売主が実施済の住宅診断(=建物状況調査)への注意点
- 買主から仲介業者へインスペクション利用を申し出ると、「売主が利用していて問題なかった」と説明を受けることがありますが、事実と異なる調査結果や表現をしていることがあるので注意してください。
- 売主が実施済のホームインスペクションの多くは、建物状況調査と言うもので上の簡易住宅診断に相当しますが、買主の判断材料としては不足するものです。
- 更に、詳細な報告書がなく買主には調査結果の詳細を理解したり、購入判断や購入後の補修工事に役立てることが困難なことが多いです。
- 売主による調査結果がある場合、必ず契約前に調査報告書を受領して詳細を確認してください。その報告書を送付して頂ければ、弊社の住宅診断の依頼者は無償チェック致します。
- 売主と買主の立場の違い、目的の違い(利害の対立)を考慮して、買主は自ら住宅診断を利用してください。


中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)の調査範囲
アネストの中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)で調査する範囲を屋外・屋内・設備にわけて紹介します。
【屋外部分】
- 基礎、外壁、軒裏、雨樋、バルコニーが調査対象となります。
- 屋根へは上らないため、屋根については地上やバルコニーから目視できる範囲における確認となります。
- 建物外部の調査範囲は、地上・バルコニーから目視確認できる範囲が対象です(足場や梯子を使用致しません)。
- 外構はオプション対応ですが、現在は無料キャンペーン中のため、診断時に外構部分が存在する場合に限り自動的に調査対象となります。
【屋内部分】
- 各スペース(居室・リビング・洗面室等の全て)の床・壁・天井・建具、床下、屋根裏が調査対象となります。
- 基本サービスでは、床下及び屋根裏は点検口からのぞいて目視できる範囲が対象です(点検口が無い場合は対象外)。床下、屋根裏の内部へ進入調査をご希望の場合はオプションをご利用ください。
- 家具・電化製品・その他荷物等がある場合、弊社で移動させませんので、診断時の現状のままで確認できる範囲が対象となります。
【設備】
- 診断時に水道・電気が使用できる場合、確認可能な範囲で設備も調査対象となります。使用できない場合、その関連項目は対象外となります。
- ガス設備は調査対象外です。
※上の範囲でも診断時に確認できない箇所は対象外となります。
※上の範囲でも診断時に撤去済または未完成の箇所は対象外となります。
※細かな傷・汚れは調査の対象外となります。
※売主又は居住者等が確認を拒否する箇所がある場合、その箇所は対象外となります。
住宅診断の具体的な調査項目は
報告書サンプルで確認可能
中古一戸建て住宅診断(インスペクション)で使用する調査器具の一例
上の水平器(オートレーザータイプ)、水準器、打診棒等の器具を用いて調査を行います
売主や仲介業者に遠慮する、又は調査拒否された方へ
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)は、以下の様々なタイミングで利用可能です。
- 契約前(推奨!)
- 契約後、引渡し前
- 契約後、且つ引渡し後、入居前
- 入居後(入居後は住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て))にて対応
契約前や引渡し前では、売主や仲介業者に遠慮する、もしくは仲介業者等に拒否された為に、契約後や引渡し後に住宅診断を希望される方もいらっしゃいます。もちろん、この場合も対応は可能ですが、建物に大きな瑕疵・不具合があった時に購入を中止できる「契約前」の住宅診断をお奨め致します。
耐震診断のお得なセット割引
住宅診断(ホームインスペクション)と耐震診断のお得なセット割引を利用可能です(木造住宅に限る)。耐震診断は耐震性を知る上で大事なものですから、検討するとよいでしょう。築20年以上の木造なら、結果次第で住宅ローン控除も受けられます。

中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)を利用されたお客様の声
■東京都 M.K様
(サービス依頼前に不安に感じたこと)
お電話でのご対応が大変丁寧でいらしたので全く不安はございませんでした。
(弊社を選択した理由)
ホームページが大変ためになるご内容でしたし、(ローンの選定の際も参考にさせていただきました!)なにより、中古物件でしたので、購入意思を出すまで時間がありませんでしたから、迅速にご対応いただけたことが大変有り難かったです。ご料金も良心的だと思いました。
(当社へのご意見、利用したサービスのご感想)
先日は大変ありがとうございました。この場を借りて、心からお礼申し上げます!
建築士の上野様に、素人では絶対気が付かない細かいところまでチェックしていただいたおかげで、検査に立ち会っていた売主さんが、その場で指摘された不具合を直して下さることをお約束してくださり、契約の時には早速、作業を完了したとのご報告をいただきました。
今回の購入では、幸いにして物件にさしたる問題はなかったのですが、上野先生にとても丁寧にご説明いただいたので、見た目がいくらキレイでも、素人では分からないことがたくさんあるのだなあと大変勉強になりました。
また、今後手入れが必要になる部分についても教えていただけたので、安心しました。
私達はどちらかというと、安心して買うためにお願いをしたので、物件に難癖をつけるつもりは毛頭なかったのですが、不動産屋さんはすごーーーーく心配そうにしていました。(苦笑)やはり、不動産屋さんや、リフォーム会社等とは全く別の、第三者としての中立なお会社にお願いすることに意味があったのだと思いました。
本当にお世話になりました。もし建替えなどをする際は、また是非利用させていただきたいと思います。
お客様の声をもっと見る方はこちら
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)でよくある質問(FAQ)
中古物件の住宅診断は、売主が居住中でも対応可能です。中古物件の場合、6~7割程度は居住中に建物調査しております。どうしても売主に気を遣う場合は知人の建築士として伺うことも可能ですので仰ってください。
不動産業者が提携先の診断業者を紹介したり、社内や関連会社の者が住宅診断をすると仰ることがありますが、利害関係があるために買主が購入に消極的となる調査結果を適切に報告していない事例があります。住宅診断は
買主が入れることに意味があるのです。(詳しくは
利害関係者への依頼で失敗)
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)のオプションと所要時間
住宅の点検・建物調査(一戸建て)に付けられるオプションと調査にかかる所要時間のご案内です。
オプション
■床下の詳細調査、屋根裏の詳細調査
- オプション利用が無い場合の床下・屋根裏の調査は、点検口等の確認できる箇所から覗いて目視できる範囲が調査範囲ですが、オプション利用がある場合は床下・屋根裏に入って安全に移動できる範囲で調査を行います。
- 但し、点検口等の入り口が無い場合や入口があってもスペースの関係で担当者が進入して移動できない場合には対応致しかねます。
- 床下と屋根裏の詳細調査のご利用率は60%以上です。
- オプションの利用有無について現地判断をご希望の場合は、必ずお申込時にその旨を仰ってください。事前にお申し出が無い場合には、準備がなく対応できないためです。
- 詳しくは床下及び屋根裏の詳細調査をご覧ください。
■耐震診断
- 2万円のみの追加で耐震診断もできるのでオススメ!(木造限定)
- 図面および現地での目視による耐震診断を行います。構造計算書のチェックとは異なるものです。詳しくは木造住宅の耐震診断をご覧ください。昭和57年以降に建築された住宅にオススメです。
- 上記の「床下・屋根裏の詳細調査」と一緒にご利用いただきますと、より精度があがります。耐震診断のみのオプションも可能です。
調査の所要時間
所要時間は、建物面積(大きさ)・指摘箇所の数と内容・売主側の対応・お客様のご質問量などの状況により小さくない差異があります。平均的な所要時間は、基本サービスのみご利用の場合で1.5~2.5時間、床下および屋根裏の詳細調査(オプション)をご利用の場合で合計3.5時間程度です。
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)の支払方法・必要書類など
■代金 |
ページ上に記載
|
■追加料金 |
エリア及び建物面積(150平米超)によっては追加料金が生じます。水回り設備の数が多い住宅も追加料金が生じます。 |
■支払い方法等 |
支払時期:後払い (詳細は支払方法・支払時期・キャンセル料について) |
■必要書類 |
□書類A:調査日より前に送付して頂く書類
- 住宅地図(必須:所在地がわかるもの)
- 各階平面図(必須:無い場合は簡易な間取り図でもよい)
- 立面図
□書類B:調査日より前もしくは当日に準備して頂く書類
- 敷地配置図
- 地盤調査報告書
- 地盤改良工事の施工報告書(地盤改良している場合のみ)
- 確認申請書・確認済証・検査済証(▲)
- ▲の3点のいずれも無い場合は確認台帳記載事項証明
※必須以外のものも可能ならご準備ください。 |
■売主等への説明 |
不動産会社等に弊社サービス利用を説明するための資料をご自由にご利用ください。
業者向け資料(ココを右クリックして「対象をファイルに保存」) |
■申込日 |
空き状況にもよりますが、前日のお申し込みでも対応可能です。但し、ご予約が一杯の場合はお断りさせて頂く場合がございますので、お早めにお申し込みください。 |
住宅診断(ホームインスペクション)の対応エリア
お申込み方法とサービスの流れ
5. 担当者よりお客様へ連絡
(待合せ場所・時間の確認)
6. 当日に現地にて住宅診断を実施
※調査後、10日以内に代金のお支払い
7. 報告書を送付
(原則、調査日より5日以内に発送)