既存住宅瑕疵保険付き物件の住宅診断(インスペクション)の必要性

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既存住宅瑕疵保険付き物件の住宅診断(インスペクション)の必要性

Last Updated on 2020-7-16

中古住宅の購入を検討している人が、不動産ポータルサイトや不動産会社のサイトで物件場を見ていると、既存住宅瑕疵保険付きと記載された物件情報を目にすることがあります。今後はますます増えていくことでしょう。

既存住宅瑕疵保険付き物件の住宅診断(インスペクション)の必要性

最近では、中古住宅購入時に住宅診断(ホームインスペクション)を利用する人が多くなりましたが、既存住宅瑕疵保険付き物件ならば、住宅診断(ホームインスペクション)を利用する必要がないのかと相談を受けることもありますので、この2つの違いや買主がとるべき方法を解説します。

既存住宅瑕疵保険付きの物件

最初に、既存住宅瑕疵保険について理解しておく必要がありますね。これについて説明しておきましょう。

既存住宅瑕疵保険とは?

既存住宅瑕疵保険とは、保険をかけている中古住宅を売買した後に、保険対象となる瑕疵が見つかった場合には、補修費用等の費用について保険金が出るというもので、雨漏りや主要構造部の瑕疵などが保険対象の瑕疵とされています。

買主が補修費用を負担しなくてよいわけですから、買主にとってはメリットです。

この保険は、住宅検査会社等が検査した上で保証(不動産会社が保証することもある)し、それに対して国土交通省の指定を受けた保険法人が保険を付ける仕組みになっています。雨漏り等の問題が発生したときには、この保険法人から保険金が支払われる形です。

既存住宅瑕疵保険付きの物件とは?

不動産ポータルサイトなどで見かける既存住宅瑕疵保険付きの物件とは、この瑕疵保険が既に付いている物件ですから、保険に加入するために必要な検査等の手続きを改めてする必要がないものです。

既存住宅瑕疵保険は、検査で合格して保険料を支払ったものに付保されるものですから既に保険の検査に合格しているのは安心感があるのではないでしょうか。また、既に保険が付いているのであれば、その検査料や保険料の負担を買主が負わなくてよいケースが多く、これもメリットだと言えます。

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保険と住宅診断は異なる

既存住宅瑕疵保険と住宅診断(ホームインスペクション)は一緒ではない

既存住宅瑕疵保険に加入するためには、その対象住宅を検査して合格しなければなりません。現場で検査が必要なのですが、どのような物件でも保険を付けていては保険制度が破たんしてしまいますから当然ですね。

この保険に加入するために必要な検査と購入時などに利用されている住宅診断(ホームインスペクション)は全く同じものとは限りません。保険に加入するための検査のことを住宅診断(ホームインスペクション)と呼んでいるケースもありますが、全く違ったものであることが多いことを理解しておきましょう。

それではどういった違いがあるのか以降で説明します。

調査範囲が異なる

既存住宅瑕疵保険の検査では、保険の対象となる項目のみが検査対象となります。つまり、雨漏りや主要構造部に関する項目ということです(特約によっては追加項目も生じる)。

保険とは無関係の住宅診断(ホームインスペクション)では、保険加入を目的としているわけではなく、買主が購入した後に補修すべき点などがないか、長持ちさせるためにすべきことがないかといったことをアドバイスすることを目的としているため、保険対象の項目以外も細かく診断しています。

基本的には、目視できる範囲は全て診断対象とする点において保険とは大きな違いがあります。

保険範囲外に問題が多い

建物は瑕疵保険の対象項目以外にも問題が多いものです。

たとえば、指摘が多いものとしては断熱材です。断熱材は、その住宅で快適に暮らしていくために、また省エネルギー性能を高めるために必要な大事なものですが、これは保険とは関係がないために、住宅診断(ホームインスペクション)を利用しないと見てもられません。

他にも結露の問題があります。これを解決せず放置していると将来的には構造的な問題を引き起こすこともあります。しかも保険の期間が切れた後に問題化するリスクもあります。

また、保険の対象項目であっても保険の基準に合格であるかどうかのみを確認しているため、不合格であれば買主は大変失望してしまいます。しかし、実際には保険に不合格であっても大きな問題ではないケースは多く、不具合の程度の説明や対処方法のアドバイスが非常に重要です。

しかし、そういったことは保険の検査ではないため、住宅診断(ホームインスペクション)の利用も推奨されます。

瑕疵保険と住宅診断の両方を利用がオススメ

既存住宅瑕疵保険は審査が厳しいため、保険が付かないことも多いですが、保険が付いているからといってそれほど安心できるわけでもありません。その理由は、前述のように対象項目以外の問題もよくあるからです。

そこで理想とされるのは、既存住宅瑕疵保険が付いている物件であり、且つ住宅診断(ホームインスペクション)によってアドバイスを受けられる物件であることです。それぞれに違ったメリットがあるものですから、その両方を利用しておくことが望ましいと言えます。

既存住宅瑕疵保険付きの物件を買うときには、契約前に住宅診断(ホームインスペクション)を利用を考えると良いでしょう。

また、この2つには重なる調査項目もありますから、既存住宅瑕疵保険が付いていない物件を買うならば、同時利用することで料金を抑えることもできます。アネストでは、この2点(既存住宅瑕疵保険と住宅診断)の同時実施に対応しているので依頼前に相談してください。

保険と住宅診断を効率的に利用するなら


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