遠慮は禁物!物件はゆっくり見る
中古住宅を購入した方(もしくは購入しようとしている方)からよく伺う話の1つとして、
「売主さんがまだ住んでいるので、
遠慮してゆっくり見てないのです」
というものがあります。
売主に遠慮される方は意外と多く、
その結果として何千万円もの高額な買い物であるにも関わらず、
物件をよく見ずに中古住宅を買っている、、、
そのようなケースが見られます。
また、しっかり見ていないために購入判断できないというケースも。
売主が居住中の場合で、物件見学時に売主が在宅であれば、
遠慮して20分程度しか見ていないことも、、、
それで何千万円の購入判断?
これはどう考えてもおかしいですよね。
いくら見学後に検討時間を長くとったとしても、
肝心の見学時間が短く、物件のことを把握できていないようでは
あとで後悔しかねませんね。
新築住宅の場合は、売主が住んでいる、ということがないので、
こんなに極端なことはありません。
もっと、ゆっくり現場を見てから検討することができます。
中古住宅でも、本来はそうすべきですね。
私も以前に自らが居住中のマンションを売却したことがありますが、
そのときは鍵を不動産仲介業者に預けて留守にしました。
ゆっくり見学して頂いた方が良いですから。
売主にとっても、売却することが目的なわけですので、
真剣に購入を検討している方がゆっくり見学したり、
2度、3度も見学したりしても別に問題ないわけです。
ただ、不動産仲介業者が面倒に思い、
真摯に対応してくれないことがあるかもしれません。
これは担当者や会社次第ですね。
いずれにしても、売主に対して遠慮しすぎずに、
しっかり物件見学してから購入判断しましょう。
もちろん、マナーは守った上でですね。
中古住宅の購入で後悔しないために
- 中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション) : 購入時
- 住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て) : 自宅の診断
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