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事例(2)新築・木造住宅の内覧会立会い・同行(一戸建て)


アネストで実施したホームインスペクション(住宅診断)の事例のご紹介の第2弾です。新築一戸建て住宅の内覧会立会い・同行(一戸建て)サービスの事例です。

対象の住宅は東京都内の木造住宅です。内覧会立会い・同行(一戸建て)サービスは、契約後・引渡し前のタイミングでご利用いただくもので、完成した新築住宅の施工品質をチェックして不具合等があれば売主へ補修を求めるのが主な目的です。

床下の詳細調査と屋根裏の詳細調査も実施

今回は、オプションサービスである「床下の詳細調査」と「屋根裏の詳細調査」もご希望でしたので、床下や屋根裏の内部へ進入して調査しています。

調査が始まると建物の内装仕上げにいくつも問題があり、補修をお願いすることになっていましたが、キズや汚れについてはお客様ご自身が気になる点をあげていくもの(アネストでは、原則、指摘対象外としている)でもあるため、このレポートでは省略します。

ただ、この住宅での内装関係の指摘が多かったこともあり、完成時の売主や施工会社によるチェックがあまいか、実施されていないことが想像される状況でした。

それでも、洋室やリビングなどのスペースで行った床や壁のレベル測定(傾きの調査)では何ら問題はなく、屋根裏や天井裏の点検口から確認できる範囲の梁などの構造部分や野地板(屋根の下側の板)などにも施工上の問題はありませんでした。以下が屋根裏の様子です。

屋根裏の様子

また、床下を点検口から確認したところ、基礎コンクリートの仕上りもよく、落下が指摘されることの多い床下断熱材も確認できる範囲では全く問題ないものでした。

床下の様子

床下で漏水が発見された

しかし、1点、残念なことに床下で漏水が見られました。

排水管からの漏水

上の写真で水染みの痕がわかりますね。これは排水管からの漏水痕です。キッチンや洗面などで排水した後に排水管を確認すれば、このように配管からの漏水有無をチェックすることができます。漏水が確認されらば、当然ながら補修と補修後の再確認が必要ですね。確認する際にも実際に排水して同じ箇所から漏れてこないか見て確かめる必要があります。

引渡し前に見つかった漏水であったので、引渡し前に補修してもらって大事に至らずに済みましたが、入居してしばらく水道を使用していたら床下に大量の漏水が生じてしまい、発見が遅れればカビや木部の腐食などの被害に至った可能性もあります。

床下は買主が自ら点検することがほとんどないため、何年もの間、漏水に気づかないという事例は非常に多いです。アネストには漏水後の検査依頼も多いですが、漏水発生から2年以上経過してから買主が気づいたという事例が何度もあります。今までにご自宅の床下を点検したことがない方は、一度、確認しておかれるとよいでしょう。

残念なことに、新築分譲した売主や建築した工務店が倒産してから気づいたというケースもあり、自己負担で補修対応している方もいます。新築工事の施工ミスは、できる限り引渡し前に気づいておきたいものです。

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