リフォーム・リノベーションの見積り書のチェックポイント

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リフォーム・リノベーションの見積り書のチェックポイント

Last Updated on 2020-7-16

リフォーム・リノベーションの見積り書のチェックポイント

住宅をリフォームもしくはリノベーションしようとしている人が、工事着手前に悩むことの1つに工事の見積書に関することがあります。リフォームやリノベーションでは見積り金額に関するトラブルが多いことは知っているものの、見積書を見慣れていないため、どこをチェックすればよいかわからないというご相談は多いです。

建築工事の見積書を見て、すぐに内容を理解するのが難しいのは多くの人にとって同じことであり、不安を抱えたまま工事がスタートして、トラブルに遭遇してしまう人も数多くいます。

ここでは、リフォームやリノベーション工事の見積書で最低限度、確認しておくべきチェックポイントを解説していますので、これからリフォーム等を予定している人には必読です。

リフォーム・リノベーションの見積り書は会社の癖がある

具体的なチェックポイントをご紹介する前に理解しておくべきことがあります。それは、リフォーム業者によって、見積書の作成の仕方には大きな違いがあるということです。同じ会社でも担当者によって違いが生じることがあるのです。

工事の見積りは、複数の業者から相見積もりを取ることが常識ですが、リフォーム会社によって、見積書の書き方(施主への見せ方)に癖があり、同じ工事内容の見積りを依頼しても書き方が異なるために、容易に比較検討できないということも悩みの種となっています。

複数業者の見積書の比較検討がどうしても難しい場合には、第三者の専門家に見積書をチェックしてもらって相談にのってもらうことも検討するとよいでしょう。

リフォーム・リノベーションの見積り書の具体的なチェックポイント

それでは、本題の見積書の具体的なチェックポイントをご紹介していきます。大事なチェックポイントとしては、以下の6点があげられます。

  • 一式表示に要注意
  • 単価が明らかに異常でないか
  • 数量が適切なものか
  • 具体的な品番・商品名が記載されているか
  • 同じ工事項目が2重計上されていないか
  • 諸経費や予備費が計上されているか

上にあげた6点のチェックポイントは見積書を見て理解していくうえで基本となることですが、各々について以下で解説していきます。

一式表示に要注意

見積書を見ると、単位という欄があるはずです。ここには、いろいろな単位が記載されますが、例えばクロスであれば壁や天井の「平米数」を記載するので「m2」と記載されていることが多いです。その他にも項目に合わせて、「枚」「本」人工」「個」「箇所」「セット」などと記載されているはずです。

そして、そのなかには「一式」と表示されているものもあるでしょう。この一式表示が問題になることが多く、注意が必要です。見積書では、基本的に一式表示を見たときにその内容を確認するようにしてください。一式と表示してしまうとその具体的な数量が不明で、誤魔化されやすくなります。

但し、その項目の性質上、どうしても単位と数量を示しづらいものもありますから、一式となっている項目がそれでやむを得ないものなのかを判断しなければなりません。

たとえば、「間柱」という項目に対して「一式 〇〇〇円」と表示されていると、これはおかしいだろうと考えます。柱の必要本数は明確であり、数えることができるものですから、「12本」などと具体的に記載すべきです。クロスならば、「66平米」などと具体的に書かねばなりません。

リフォームの見積書

単価が明らかに異常でないか

見積書を見ると必ず単価の欄があるはずです。クロスが1平米あたりいくらかといったことがこれでわかるわけです。一式表示の場合、この単価を明確にしていないことになり、あとでクロスの使用料が変更になるなどしたときに、価格調整等でもめることになります。

もちろん、クロス以外にも柱や合板など、様々な項目においても同様です。単価をきちんと記載してもらいましょう。

数量が適切なものか

単価と同じように数量も明記してもらわなければなりません。クロスならば、何平米であるかですし、石膏ボードならどのサイズのものが何枚であるかです。柱もサイズとともに何本であるか明記しているかチェックしましょう。

その数量が適切なものか確認することも大事です。笑えない話ですが、和室の畳の枚数が8枚必要なところ6枚で計上していて、後から2枚分を追加請求するという事例がありました。リフォーム業者が当初に計上漏れに気づかずにそのまま請負契約をしていたのですが、完成前に気づいて追加費用の請求を求めたのです。

数量に誤りがあったとはいえ、リフォーム業者のミスによるものであることもあって、最終的には畳2枚分を請求しないということで落ち着いたのですが、相違する金額が大きければリフォーム業者も強硬に追加請求を主張したかもしれません。

具体的な品番・商品名が記載されているか

単価や数量とともにチェックすべきなのが、品番や商品名が明記されているかどうかです。キッチンやトイレ等の設備は金額も大きいですから特に注意して確認してください。メーカー名のみが記載されていることがありますが、それではグレードもわかりません。

同じ工事項目が2重計上されていないか

見積書をチェックするうえで気を付けて見てほしいことの1つが、同じ項目の2重計上です。

たとえば、内装仕上げの欄にクロス(壁紙)の数量と単価が記載されているのですが、別のページの木工事の欄に壁仕上げ工事という項目がありました。どういうことかリフォーム業者に確認をとると記載ミスを認めたのですが、どうもワザとやっていた印象でした。気づかなければ、そのまま請求するつもりだったのでしょう。

諸経費や予備費が計上されているか

諸経費とは概ね事務的なコストや現場管理に関することの費用のことを示していることが多いです。会社によって会社が異なることもあれば、特に詳細を考慮せずに工事費に対する割合(たとえば10%)で算出していることもあります。

諸経費は交渉して削れると考えがちですが、本来は実際に必要なコストです。

予備費とは実際に必要になるかどうかわからない費用のことです。リフォームやリノベーションは、住宅を新築するときと異なって、工事が始まってからわかる追加工事が発生することがあるものです。例えば、壁を解体してみたら土台が腐食していたので、補修が必要な場合などです。

このときに、当初の見積り(予算)にないから補修せずに工事を進めるより、補修した方がよいものであれば、追加費用を支払ってでも補修してもらった方がよいですね。ただ、予算オーバーとなるといけないので、予め予備費をいくらか見積もっておくとよいです。

この予備費がない見積書の場合は、リフォーム・リノベーション工事が始まってから追加が生じたときにトラブルになることがありますから注意が必要です。

ここまで、リフォーム・リノベーションに関する見積り書のチェックポイントを見てきましたが、これはあくまで最低でも抑えておくべきポイントです。多少の時間をかけてでも請負契約を結ぶ前に確認してください。

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