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床下・屋根裏の建物調査の指摘の実例<床下1>

床下・屋根裏の建物調査での指摘事項の実例を参考までに公開いたします

< 床下の写真(1) >
床下へ侵入した結果、通風が悪く湿気及びカビ臭がございました。
増築前の基礎の床下換気口を撤去して、増築箇所からの換気を確保しているようですが、基礎の鉄筋が欠損部分からとび出しており、補修が必要です。
床下の「束石」とその下の土壌の状態および土台の劣化、白蟻の被害を確認しました。
白蟻の被害については目視し、ドライバーにて打検を行いましたが、芯材も確保され廻りの木も喰われているものはありませんでした。
束石下の土壌は割れている箇所が多々あり、地盤の沈下があったのではないかと推測されます。
床下点検口より入り、床下の状態を目視にて確認しました。
基礎は「布基礎」と呼ばれるもので、床下は土壌となっていました。
写真のように「束」と「束石」で「大引」と呼ばれる横材を支えています。
土壌にはガラ(砕石やゴミなど)が多くありました。
床下の状態を目視しました。
ガラ(ゴミ)が多く点在していました。
また基礎コンクリートには劣化が見られました。
床下に断熱材があるか確認しましたが、ありませんでした。
冬場の床の冷え込みが考えられます。
東側壁立ち上がり部分に穴があいている箇所を発見しました。
特に雨水の侵入は見られませんでしたが、ネズミがこの穴を通路に侵入している可能性はあります。
小屋裏側より塞ぐ必要があります。
(居住者よりネズミの音の情報あり)
1階キッチン床下収納庫より床下を目視しました。
この収納庫を設置するにあたり、床組の大引き材を写真のように切断しており、構造上問題のある施工がされていました。
床下の断熱材の有無を確認しました。
写真のように断熱材はありませんでしたので、冬場の床の冷え込みなどが懸念されます。
また新たに設置することはこの床下の状態からは難しく、床材を張り替える際には可能と思われます。
床下に多くのガラ(ゴミ)が散乱していました。
建築当初からのものと思われ、施工者の姿勢に疑問を持ちます。
他の箇所での施工にも、不安を感じる例と思われます。
物入れの床下部分の断熱材がはがれています。
床下の設備配線の施工時に、床パネルをキズ付けています。
床下の調査で、LDKから台所の取り合い部分の、基礎の袖壁部分にクラックが確認出来ます。
コンクリート接着剤にて補修される事を進言致します。
上から土間までのクラックが確認出来ます。
薬注入もしくは、補強が必要です。
基礎各所土台の多くに割れが御座います。
接着剤の注入か、補強が必要です。


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