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床下・屋根裏の建物調査の指摘の実例<床下2>

床下・屋根裏の建物調査での指摘事項の実例を参考までに公開いたします

< 床下の写真(2) >
基礎のカドの欠けがあります。
大小数箇所を接着剤併用での補修が必要です。
鋼製束の足元が固定されておりません。
ボンド等の固定の無い箇所あり、すべての固定と土台釘の不足部分は設置が必要です。
羽子板ボルト、引きボルト等の緩みがあります。
上記金物の緩みは、出来る限り締め付ける事が必要です。
キッチンの排水管が根太を貫通しています。
根太が強度不足になる為、補強が必要です。
建設業者には説明をしておきました。
一部束が傾いている箇所がありますが、束石、束、大引きは正常ですので問題ありません。(大引きと束をカスガイ金物などで締結する事をお勧めします。現在釘止めになっています。)
床下に不要になった配管が放置されていますので、除去される事をお勧めします。
床下の換気状況が悪く、土間が湿気ていますので、防湿対策(モルタル塗り・防湿シート敷きなど)が必要です。
和室の床下が水びたしでした。
当然ながら、乾燥が必要です。
また、今後の点検のために和室に点検口の設置をお勧めします。
基礎に人通口や換気口が少なく床下の換気が不十分であった為、基礎コンクリートの一部を壊し通気を確保しようとしたものですが、基礎に大きなダメージを与えていると考えられます。
また、破壊されたコンクリートの断面には鉄筋が見られず、無筋コンクリートの基礎であると考えられます。
床材を支えている木材である「大引」と「束」との間に、隙間が見られました。
この隙間が室内の床鳴りの原因となりますので、補修されることをお勧めします。
外部から見た際に、北側1階和室あたりのコンクリート基礎に写真のようなひび割れがありました。
深さは約1cmあります。
このままだと基礎内部の鉄筋にまで水が浸透し、錆びてコンクリート部分が爆裂し多数のひび割れの原因となりますので、樹脂系の補修材にて補修されることをお勧めします。
約900mmピッチ(間隔)に床束が設置され、浮きや欠損もありませんでした。
大引がアンカーボルトでしっかり締結されていますので、安心です。
使用していない空調配管などが残存していますので、次回改装される時に処理される事をお勧めします。
床下換気口をチェックしましたが、ガラリが一部破損していますので補修が必要です。
他の換気口をチェックしましたが空調機の配管を通している箇所があり、以前は配管が通っていた可能性がありますので、配管撤去時には必ず補修するようご注意ください。
中央に見える断熱材がゆがんでいて落ちそうなので、再固定をすることお勧めします。
居間下の床断熱材が落ちていました。
金具と断熱材の問題なのか、断熱材がもろいので、検討も含めて再設置するように伝えました。
LDKの食堂部分の床下が水びたしでした。
水の除去と乾燥が必要です。
土台下部に床束が不足しています。
入居前に、必ず床束を設置して下さい。


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