内覧会同行の意味、できること、業者の意義など、内覧会の真実を説明します。内覧会同行のことを誤解しない為に「本当のこと」を知っておいてください。
なお、一級建築士によるマンションの内覧会立会い・同行はこちら、一戸建ての内覧会立会い・同行(竣工検査・完成検査)はこちらです。
「マンションの内覧会は本当に自分たちだけでチェックすることはできないのか?」
このように考える方は少なくありません。知人・友人から内覧会の話を聞いたり、インターネットで多くの情報を目にするうちに不安になった方もいます
内覧会の立会い・同行を行う業者のなかには、消費者の不安を実態以上に煽り、依頼を受注しようとするケースも見られます。弊社は「いたずらに消費者の不安を煽らない」というポリシーに則り、内覧会の本当のことを以下のようにお伝えします。
マンションの内覧会は、施工上の不具合をチェックする機会です。しかし、実際には内覧会時に発見されずに入居後に発見された不具合も、売主に補修してもらえることは非常に多いです(アフターサービスがあるからです)。
そのような内覧会のホントのトコロを挙げると以下のとおりです。
いかがでしょうか?専門家(業者)に依頼するかどうかの判断材料にしてください。ほかにも次のことを覚えておきましょう。
内覧会で「欠陥マンションかどうか見て欲しい」と言われることがあります。マンション内覧会は、主に専有部分の内側(表面的な部分)と共有部分の一部のみしか調査することができません。
建築物の構造部分に欠陥があるかどうかを判断するには、基礎・構造を検査する必要があります。でも、内覧会ではそれができないのです。マンションの致命的な欠陥が心配なのであれば、どんなに優れた専門家(業者)に内覧会への立会いを依頼しても、その点での安心は得られませんので、お気を付けください。
つまり、マンション内覧会で発見できることは、極論すれば、仮にそのままであっても住めないことはないものです。
それでは専門家に同行してもらうことは完全に無駄なことかと言えば、そうではありません。以下のようなメリットが考えられます。