住宅の基礎に関する第三者の住宅検査(ホームインスペクション)のご案内です。新築工事中の基礎配筋工事やコンクリート打設時の検査、新築完成物件の検査、中古住宅における基礎の住宅診断についてご案内します。
住宅の基礎はその上の建物を支える部位ですから、非常に重要な部位であることは確かです。
この基礎に施工ミス(欠陥工事)や著しい劣化症状があれば、直ちに補修すべき、もしくは購入を取りやめるべきときもあります。それだけに基礎については第三者検査を依頼することをお奨めします。
建築中の基礎や完成物件・中古住宅の基礎の状態、基礎のひび割れ・欠損・強度などの不具合の調査などを行っております。
目視調査のほか、状況・目的に応じて見えないコンクリート内部の鉄筋探査やコンクリート強度調査といった非破壊検査も行いますので、お問合せください。
新築住宅の建築中に行う基礎の配筋検査には、2つの実施タイミングがあります。基礎には、底盤(ベース)と呼ばれる底の部分と立上りと呼ばれる縦の部分がありますが、この2箇所を各1回の検査を行います。
基礎コンクリートを底盤と立上りの2回にわけて打設することが多いため、基礎配筋検査も2回に分けないと全体を確認できないからです。
逆に言えば、コンクリート打設を1回のみとする住宅では配筋検査も1回で対応できることがあります。建築会社に、「基礎コンクリート打設は1回か、2回か?」と質問することで適切な検査回数も確認できます。
●対応サービス
住宅あんしん工程検査(1回検査)
基礎立上り部分までコンクリートの打設を完了して、型枠を撤去すると基礎コンクリートの全容を確認することができます。
その時点でコンクリートの仕上り具合を検査することも有効です。コンクリートのジャンカ、ひび割れ、アンカーボルトを確認することができます。
●対応サービス
住宅あんしん工程検査(1回検査)
完成後の新築住宅(建売住宅)を購入する場合、その契約前や契約後・引渡し前のタイミングで基礎の検査をすることができます。
通常は、外壁や室内なども一緒に住宅診断(ホームインスペクション)することが一般的です。
●対応サービス
(契約前) 新築一戸建て住宅診断(建売住宅のホームインスペクション)
(契約後) 内覧会立会い・同行(竣工検査・完成検査)
中古住宅を購入する場合、その契約前や契約後・引渡し前のタイミングで基礎の劣化状態を診断することができます。通常は、外壁や室内なども一緒に住宅診断(ホームインスペクション)することが一般的です。
●対応サービス
中古一戸建て住宅診断(ホームインスペクション)
居住している自宅の基礎にひび割れや欠損、ジャンカ等の症状が見つかったとき、第三者に診てもらって補修すべきことかどうかアドバイスをもらうことも有効です。
築年数が浅い場合は、新築業者へ補修を請求すべきこともありますし、古い住宅なら早めに自分で補修を考えるべきこともあります。
●対応サービス
住宅の点検・建物調査(居住中の一戸建て)
※症状や目的によって別途サービスを提案することもございます。
新築住宅の建築途中で、買主(または施主)が基礎の異変に気付くことも多いです。この場合、できる限り早い段階で第三者検査を入れることをお奨めします。基礎の床下側を確認する方がよいことも多いため、できれば1階床の施工前に相談してください。
●対応サービス
住宅あんしん工程検査(1回検査)
※症状や目的によって別途サービスを提案することもございます。