|
マンションの一般的な床の構造のご説明です
2重床・直張りといった種類があります |
| マンションの床の構造には、大きく分けて2種類あります。1つが直貼り、もう1つが2重床です。これらの構造を簡単に説明します。 |
 |
まず、左図の@のコンクリートスラブですが、この部分がマンションの構造部分です。この構造部分が建物のたいへん重要な部分であり、この@が大きく歪んでいるとなると問題です。 |
この@の上にAのモルタルが塗られるわけですが、このモルタルで@の多少の凹凸などを調整します。モルタルとは、コンクリートに似たものですが成分が違います。
そして、このモルタルの上にBの緩衝材付きのフローリング材を貼ります。緩衝材は、柔らかさで衝撃を吸収し遮音性を高めます。そのために歩くとフワフワした感じになります。
このような構造であるために、マンションの完成後に室内で水平を計っても重要な部分であるコンクリートスラブの凹凸や傾きがわかるわけではありません。もし、この@の部分が水平でなかったとしてもAのモルタルで調整されており、さらにはその上のBの部分でも調整されています。
完成後の室内検査(内覧会)では、あくまで表面にあるフローリング材の水平しか確認ができません。これは、残念ながら重要な構造部分であるコンクリートスラブの検査ができないことを意味します。 |
次に2重床の説明です
 |
まず、@Aに関しては上記の直貼りと同じですがAがないことが多いです。次に、Bのフローリング材とAモルタルの間に空間があり、これをCの束が支えております。この空間には、配管を通しなどしますが、これにより配管のメンテナンスが容易である、又は遮音性が高い(一部、反論もある)などの利点があります。 |
この場合も、モルタルでコンクリートの凹凸、傾きなどは調整されており、重要な構造部分であるコンクリートスラブの検査は不可能です。
上記の通り、マンションが完成してしまうと重要な構造部分を見ることができないという問題があります。どこからも見えないのかというと、実は点検口から一部を見ることができます。しかし、この点検口はユニットバスにあることが一般的ですが、そこから見える範囲はごく一部でしかありません。ユニットバスの上部しか見えないことが通常です。 |
戻る
|















|