2008年09月12日

やっぱり新築住宅がいいですか? [社長日記(前向いていこう!)2008]

前向いて行こう!

日本では、中古住宅の流通が活発ではなく、新築住宅が住宅購入の中心となっています。

「(平成15年の)中古住宅の流通量は17.5万戸であり、住宅供給数の1割強にとどまり、米国や英国の約8割と比較すると、まだまだ拡大余地は大きいと考える。」
(上記は「2015年の建設・不動産業」より引用、著者:野村総合研究所)

徐々に中古住宅の流通量が増える傾向にあるとはいえ、まだまだ少ないのは明白ですね。


中古住宅の流通が大きく増えない理由は、いろいろと言われています。たとえば、

・住宅の適正な価値・評価がわかりにくい
・建物の状態(劣化具合など)がわかりにくい
・住宅の有する性能がわかりにくい
・日本人の新しいものを志向する特性
・今までの国の政策

といったことが挙げられます。

今、「住宅の長寿命化」を国が進めようとしており、中古住宅市場の活発化も掲げられておりますが、なかなか成果があがりません。

中古住宅の性能表示制度がほとんど利用されないことも、住宅業界ではよく話題になりますね。

私個人の印象としては、「日本人の新しいものを志向する特性」が一番大きいのではないかと思っています。

ここを何とかしないと、なかなか中古住宅の流通量は大きく増加しないのではないでしょうか。

新築住宅の価格が高騰した為に、一時的に中古住宅の流通量が増えることはありますが、根本的な問題解決にはなりません。

中古住宅のイメージを変えることができればいいですね。

「中古住宅を買うなんて、おしゃれですね」

ぐらいに。

ちょっと無理ありますか。。。^^;
でも、それぐらいの気持ちで取り組まないといけませんね。

もちろん、イメージだけではなく、「質」も重要であるのは当然で、この「質」の見極めの部分を担うのは当社のような中立的な立場の専門家による建物調査だと思っています。

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投稿者 arai :