2006年01月10日
給与が歩合制であるという問題点 [社長の業界ネタコラム]

過去の不動産会社の社員時代や今の仕事上の経験などから、不動産業界の良くない問題点として感じることの1つに、営業マンの歩合制度がある。
過去の不動産会社の社員時代や今の仕事上の経験などから、不動産業界の良くない問題点として感じることの1つに、営業マンの歩合制度がある。
歩合制度は、会社側にとっては、営業マンのやる気を向上させることにもつながるし、危機感を煽ることもできる。
営業マンにとっても、多くの成約をした場合(多く売った場合)に、収入が増えるわけであり、雇用する側にもされる側にもメリットがある。事実、毎月のように100~300万円の給与をもらっている人もいる。
その一方で、売れなければ、収入が極端に少なくなり、雇用条件等によっては無給になることだってある。
そうなると、営業マンにとっては、「売る」という行為が自分自身の生活に極端に大きく影響を与えるものになる。
極端な言い方をすれば、目の前にいる顧客が、自分の報酬になるのである。
この顧客にこの家を買ってもらえれば(契約してもらえれば)、自分の手元に○十万円の収入が入る!なんてことを考えてしまっては、冷静な判断ができない人が増えても仕方ないかもしれないのではないだろうか?
この歩合制という制度が、営業マンの倫理観を低下させる要因になっていると感じてしまう。
「この情報をお伝えすれば、買わなくなるかもしれない」と考えてしまう営業マンは多いです。黙っていようと思ってしまうことにつながります。
不動産の購入で大事なことは、「できる限り正しい情報を得て、正しく理解すること」だと思っています。
しかし、それには取引に関わる不動産会社(の営業マン)の協力は非常に重要なものとなっています。そこに、上記のような意識が働いてしまうと、消費者のリスクが高まる結果となってしまいます。
不動産会社の営業マンの給与の歩合制度。これって、何とかならないものでしょうか。
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