2006年01月10日
検査業務に必要な経験 [社長の業界ネタコラム]

建物というある種複雑なものを検査する上で最も必要なもの、それは間違いなく経験です。
その経験にも大きくわけて3種類あります。
建物というある種複雑なものを検査する上で最も必要なもの、それは間違いなく経験です。
その経験にも大きくわけて3種類あります。
一つは設計の経験。これは、建物の設計(仕組み)がどのようになっているのかを知る上でかかせない経験です。人の作ったものばかり見ていても理解できないことがあるのは、当然ですね。
「やってみてわかる」ことが多いのはどこの世界でも同じではないでしょうか。
もう一つは、現場の経験。これがないと現場の実際の動きが把握できません。実物を目で見て触れること、これは基本的なことですが、実際に経験のない業界の人というのは非常に多い。
設計だけしていても現場のことには疎くなってしまいます。
現場の経験とは、ここでは監理を指します。監理とは、設計通りに建物の建築を行っているか?を検査することです。同じ建築現場へ何度も足を運び検査します。高度な経験と知識が培われていきます。なかには、名義だけを貸して実際には監理していないような建築士もおり、このような建築士には要注意です。
検査業務を行うには、自らが「設計の経験」と「現場の経験」を持っていることが最低限、必要なことだと考えております。そして、「検査する」わけですから、当然ながら「検査の経験」が必要です。
この検査の経験もただ検査の数をこなしていても意味がないものです。まず、「設計の経験」と「現場の経験」という基本的な経験がないとわからないことが多いのですから。
実際に検査へ行くと、ほかの専門家が監理しているにもかかわらず、杜撰な工事をしているものに出会うことが数多くあります。本当に情けないことですが、実際にそういった現場が数多くあることには、残念で仕方がありません。モラルとプライドを持って業務に望んで欲しいものです。
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